車の維持費を下げる豆知識10個|安全を削らず、ムダな出費を減らす

ETC、スマホナビ、車両保険、燃費、タイヤなど車の維持費を見直す10個のポイント 健康・生活・お金
安全を削りすぎず、車の維持費を見直す10個のポイント
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※この記事は、2021年に公開した記事を、2026年8月に一次資料と現在のサービス内容を確認して全面的にリライトしました。

※本文に出てくるフリードの見積価格・購入価格やNAVITIMEの利用料金などは、私が購入・利用した7年と少し前の金額です。現在の価格とは異なります。

車は、買って終わりではありません。

保険、ガソリン、タイヤ、高速道路、カーナビ・・・。

持っているだけでも、いろいろなお金がかかります。

だからこそ、安全に関わるところは削りすぎず、見直せる出費は見直すことが大切だと感じています。

私が実際に車を買い、使いながら続けている方法をまとめました。

これは専門家としての解説ではなく、私が長年車を使い、買い替えや維持費の見直しをしてきた経験から書いた、かなり個人的な意見です。

すべての方に同じ答えが合うとは限りませんが、「私はこう選んできた」という一例として読んでもらえればと思います。

先に結論|私が実践している10個の見直し

  • ETC車載器は、ネット購入+持ち込みも総額で比べる
  • ETCマイレージは、使わないともったいない
  • 画面の小ささを許容できるなら、専用カーナビより無料スマホナビでいい
  • 新車にこだわらないなら、登録済未使用車は探す価値がある
  • 修理・買い替え費用を貯められるなら、車両保険を外す選択もある
  • 走行距離が少ないなら、燃料代のためだけにハイブリッド車を選ばなくていい
  • いつもの給油所なら、アプリとクーポンを使わないともったいない
  • 高速道路の出口を間違えたら、料金所で相談する
  • 国内メーカーの安いタイヤでもいい。ただし、サイズ・溝・空気圧は確認する
  • ガソリン車の走行中の暖房は、燃費を気にして我慢しなくていい

全部やる必要はありません。

「これならできそう」と思うものが一つあれば、そこから試してみると少し楽になるかもしれないです。

ETC車載器は、ネット購入+持ち込みも総額で比べる

ETC車載器は、カー用品店などで本体と取付をまとめてお願いできます。

一方、インターネットで本体を購入し、持ち込みで取り付けてくれる店を探す方法もあります。

持ち込みの取付料金は、少し高くなることがあります。

それでも、車載器本体・取付料金・セットアップ料金を合計すると、安くなることがあります。

私が調べたときも、持ち込みで取り付けてくれる店はありました。

少し手間はかかりますが、トータルの金額を比べてみる価値はあると思います。

(ETCを利用するには、車両情報を登録する「セットアップ」が必要です。セットアップは登録された店舗で行います)

ETCマイレージは、使わないともったいない

私は、ETCマイレージサービスをかなり使っています。

通行料金に応じてポイントがつき、貯まったポイントを高速道路の通行料金に使える仕組みです。

高速道路をよく利用するのに登録していないなら、私はかなりもったいないと思います!

ただし、すべての高速道路が対象ではありません。

ポイントの付き方や交換単位も道路会社によって異なり、有効期限もあります。

それでも登録料・年会費はかからないため、高速道路を使う方なら一度確認してみてもよいのではないでしょうか。

登録や対象道路の確認は、ETCマイレージサービス公式サイトからできます。

画面の小ささを許容できるなら、専用カーナビより無料スマホナビでいい

車載カーナビは便利ですが、本体や地図更新にお金がかかることがあります。

私は現在、GoogleマップとYahoo!カーナビを使っています。

私がスマホナビを勧めたい一番の理由は、無料で使えることだけではありません。

道路情報が随時更新され、新しい道路にも対応しやすいことが大きな強みです。

専用カーナビは地図が古くなり、更新するために追加費用がかかることがあります。

一方、GoogleマップとYahoo!カーナビは、現在どちらも無料で利用しています。

以前は、NAVITIMEを月300円ほどで利用していた時期もありました。

※月300円ほどというのは、私が利用していた7年と少し前の価格です。現在の料金やサービス内容は公式サイトでご確認ください。

もちろん、専用カーナビより画面は小さくなります。

でも、その小ささを許容でき、スマホや通信契約をすでに持っているなら、私は高い専用カーナビを買わなくてもよいと思っています。

ただし、運転中にスマホを手に持ったり、画面を注視したりするのは危険です。

出発前に目的地を設定し、操作が必要になったら安全な場所に停車します。

スマホホルダーや音声案内も使いながら、安全を優先したいところです。

新車にこだわらないなら、登録済未使用車は探す価値がある

私は、ホンダのフリード(GB5)を登録済未使用車で購入しました。

販売店からは「登録済未使用車として展示していた車です」と説明を受けました。

実際、車には展示時のものと思われるステッカーの跡が残っていました笑。

7年と少し前、新車で見積もりを取ったところ、300万円を超えていました。

一方、登録済未使用車は新車の8割程度の価格で購入できました。

※いずれも私が購入を検討した当時の価格です。現在のフリードや中古車市場の価格ではありません。

登録済未使用車は、すでに初度登録されている中古車です。

そのため、新車と比べて、車検の残り期間、メーカー保証の開始時期、選べる色や装備、走行距離、登録からの経過期間、修復歴、諸費用を含めた支払総額などを確認する必要があります。

また、登録済未使用車と試乗車は同じではありません。

名前や雰囲気だけで判断せず、その車がどのように使われていたのかを販売店に確認すると安心です。

希望する車種や装備と合えば、購入費を下げられる選択肢の一つになると思います。

修理代を貯められるなら、私は車両保険を外していいと思う

私は、約10年間、車両保険に入っていません。

現在は2台目の車ですが、この車にも車両保険を付けていません。

1台目では加入していた時期がありましたが、使う機会はありませんでした。

私が保険を考えるときの基準は、「起きる確率は低くても、起きたら家計や人生が破綻しかねないほど損失が大きいか」です。

自分の貯金では受け止められない損失には、保険で備える。

反対に、自分の貯金で受け止められる損失なら、保険料を払い続けるより、自分で貯めて備える。

日本損害保険協会も、リスクへの対処には、保険へ移す方法だけでなく、貯蓄などで自分で備える「リスクの保有」があると説明しています。

J-FLECの金融教育資料でも、発生頻度が低く損害規模が大きいリスクは保険などへ移し、損害規模が小さいリスクは自己資金で備える考え方が示されています。

私の考えは、どちらかといえば「修理代や買い替え費用を自分で用意できるなら、車両保険は外してもよい」です。

毎年の車両保険料を払い続ける代わりに、その分を手元に残しておき、いざというときの修理や買い替えに使う。

自分の車に何かあったときの損害は、その車の現在価値が一つの上限になります。

家計で吸収できる金額なら、保険で備えるのではなく、自分で貯めて備える考え方もあると思います。

ここで話しているのは、自分の車の損害を補償する「車両保険」です。

事故の相手への対人・対物賠償などを含む任意保険まで、いらないと言っているわけではありません。

また、新車を買った直後、ローンが多く残っている、盗難や水害が心配、自分の貯金では修理・買い替えが難しいという場合は、車両保険が助けになることがあります。

それでも、「車を買ったら車両保険も付けるもの」と流されず、一度外した場合の保険料と、自分で用意できる金額を比べてみてほしいと思っています。

走行距離が少ないなら、私はガソリン車でいいと思う

ハイブリッド車は、ガソリン車より燃費がよい傾向があります。

ただし、同じ車種でも車両価格に差があります。

燃費がよいからという理由だけでハイブリッド車を選ぶと、最初に払った価格差を燃料代で取り戻すまで、かなり時間がかかることがあります。

私は購入時に計算し、年間走行距離が価格差を回収できるほど多くならないと考え、ガソリン車を選びました。

以前の記事では、ハイブリッド車は約40万円高く、年間1万5,000km走っても差額の回収に約18年かかる、という計算を掲載していました。

しかし、これは当時置いた条件による試算で、現在の車両価格、燃費、ガソリン価格には当てはまりません。

同じ車種でもグレードや装備が違えば、単純には比べられません。

そのため、今も一律に「18年かかる」とは言えません。

比較するときは、購入を考えている車の実際の見積もりと、カタログに掲載されているWLTCモード燃費を使います。

WLTCモードでは、市街地・郊外・高速道路ごとの燃費も確認できます。

普段の使い方に近い数値を見ながら、「車両価格の差÷1年間に節約できそうな燃料代」で考えると、自分の場合の目安を出しやすくなります。

ハイブリッド車の静かさや乗り心地、環境性能に価値を感じて選ぶなら、それも一つだと思います。

ただ、燃料代を安くしたいことが一番の目的で、年間走行距離もそれほど多くないなら、本当に価格差を回収できるのかは計算したほうがよいです。

私はそこを計算した結果、ガソリン車でいいと判断しました。

いつもの給油所なら、アプリとクーポンを使わないともったいない

私は、出光とENEOSのアプリを使っています。

楽天カードを支払いに設定し、キャンペーンやクーポンも利用しています。

一度設定しておけば、給油のたびに使いやすくて便利です。

ただ、クーポンを使うために遠くのガソリンスタンドまで走ると、時間も燃料も使います。

普段通る場所や、よく使う店舗のアプリを確認するくらいが続けやすいと思います。

1回あたりの差は小さくても、車に乗り続ける限り給油は繰り返します。

こういう小さな見直しは、意外とばかにできません。

高速道路の出口を間違えたら、料金所で相談すればいい

高速道路で出口を間違えると、かなり焦ります。

それでも、絶対にバックやUターンをしてはいけません。

私は現在も、出口を間違えたときには料金所で事情を伝え、案内してもらっています。

焦って変な行動をするより、出口で相談したほうが簡単です。

料金所では、一般レーンや「一般/ETC」と表示されたレーンで係員に申し出ます。

料金所が無人の場合は、インターホンなどで連絡します。

係員の案内に従って戻れる場合もありますが、道路や料金所の構造、利用状況によって対応は異なります。

「必ず追加料金なしで戻れる」とは限らないので、まずは安全に退出し、その場で確認するのが大切です。

国内メーカーの安いタイヤでもいい。ただし、サイズ・溝・空気圧は確認する

以前の記事では、高性能なタイヤをおすすめしていました。

でも、現在の私は、国内メーカーが正規に販売しているタイヤの中から、比較的安いものを選んでいます。

メーカーが自社の名前を掲げて販売する以上、事故につながるような不具合が頻発すれば、その会社の信用に関わります。

そのため私は、国内メーカーの正規販売品なら、安いという理由だけで危険だとは考えていません。

もちろん、高いタイヤには、濡れた道路での止まりやすさ、静かさ、乗り心地などで、より高い性能を持つ製品があります。

そこに必要性や安心を感じるなら、高性能なタイヤを選ぶのもよいと思います。

ただし、タイヤは車が道路と接している大切な部品です。

価格だけで決めず、車に合ったサイズ、転がり抵抗性能、濡れた道路でのウェットグリップ性能、溝、ひび割れや傷、空気圧などは確認します。

低燃費タイヤのラベルも、転がり抵抗性能だけでなく、ウェットグリップ性能と組み合わせて表示されています。

また、タイヤは自然に空気が抜けていきます。

日本自動車タイヤ協会では、少なくとも月に1回の空気圧確認を案内しています。

心配な方が、性能に余裕のあるタイヤを選ぶのも一つです。

私は価格とのバランスを見ながら選び、空気圧や摩耗の確認を大切にしています。

ガソリン車の走行中の暖房は、燃費を気にして我慢しなくていい

一般的なガソリン車の暖房は、エンジンの熱を利用して車内を暖めます。

そのため、冷房のようにコンプレッサーを動かす場合と比べると、燃費への追加負担が小さいことがあります。

なので、普通に走っているガソリン車なら、燃費を気にして寒いのを我慢する必要はないと私は考えています。

ただし、エンジンが冷えているとき、暖房のために長時間アイドリングするとき、A/Cを入れて除湿暖房を使うときなどまで、燃料や電気をまったく使わないわけではありません。

また、ハイブリッド車や電気自動車では仕組みが異なります。

そのため、「車の暖房は無料」「燃費にまったく影響しない」とまでは考えないほうがよさそうです。

ガソリン車では、冷房と暖房の仕組みが違います。

暖房を使わずに寒さを我慢するより、仕組みを知ったうえで普通に使えばよいと思います。

まとめ|安全を削らず、ムダな出費を減らす

車の維持費を下げる方法は、一つではありません。

購入方法を比べる。ETCのサービスを使う。ナビの選択肢を増やす。保険を見直す。自分の走行距離から車を選ぶ。アプリやクーポンを使う。タイヤの状態を確認する。

一つひとつは、小さなことかもしれません。

ただ、車は何年も使うものです。

1回の差は小さくても、何年も続けば合計は大きくなります。

一方で、安さだけを優先して安全を削るのは違うと思っています。

安全に関わるところは確認する。便利さに払っているお金は、一度立ち止まって考える。

そのうえで、私は、専用カーナビよりスマホナビ、車両保険より自分で貯める備え、走行距離が少ないならハイブリッド車よりガソリン車を選びます。

これは誰にでも同じ答えを押しつけたいのではなく、私が実際に考え、選んできた答えです。

車にかかるお金が少し気になったとき、できそうなところから見直してみると、少し楽になるかもしれないです。

これから車を選ぶ方には、車の大きさから維持費を考える記事もあります。

車が大きいほど維持費も高くなりやすい|初めて買う前に覚えておきたい1つの目安

車の持ち方も、固定費の一部として考える

買うか、カーリースを使うか

車を買う以外に、カーリースという持ち方もあります。ただし、月額だけで決めず、契約期間、走行距離制限、中途解約、契約満了時の扱い、総支払額まで確認することが大切です。

駐車場代を見直す

毎月の駐車場代は、車に乗らない月にもかかります。住んでいる地域によって差はありますが、近隣の空きや相場を一度調べてみるのも一つです。

現在の売却価格を知る

車を乗り換えるときは、購入価格だけでなく、現在いくらで売れそうかも判断材料になります。まだ売ると決めていなくても、査定額を知ることで、乗り続けるか買い替えるかを考えやすくなることがあります。

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参考・出典

※価格・サービス内容・制度は変更されることがあります。実際に購入・契約・利用するときは、各販売店やサービスの公式情報をご確認いただければと思います。

ゆるきりん🦒

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