「豆から淹れるなんて面倒そう」——かつての私はそう思っていました。
でも今は、時間のある朝はコーヒーを挽くところから始めるのが当たり前になっています。
気づけば7年。
道具もやり方も少しずつ変わってきたけれど、「豆から淹れる」というスタイルが楽しいです。
この記事では、私が7年使い続けて行き着いた電動グラインダーのレビューと
よりコーヒーを美味しく飲むためのちょっとしたコツをまとめました。
これからコーヒーを豆から始めたい人に、特に読んでほしいです。
目次
- コーヒーを豆から始めたきっかけと失敗談
- 7年で行き着いた電動グラインダー「oceanrich」レビュー
- 美味しく淹れる3つのコツ
- 豆の保存方法:ガラス瓶がベストだった
- おまけ:使い終わったコーヒー粉は捨てないで
- まとめ:続けることが一番のコツ
コーヒーを豆から始めたきっかけと失敗談
きっかけは登山でした。
山の上でラーメンを食べると、なんであんなに美味しいんでしょう。
あの「頑張った後の一杯」体験から
「コーヒーも山の上で豆から淹れたら最高じゃないか」と思い立ったのが始まりです。
それまでコーヒーは缶コーヒーかインスタントで十分だと思っていて、豆から挽く必要性なんてまったく感じていなかった。
結果的に山ではやらなかったんですけどね(笑)。
でもそこから豆を挽くことへの興味が芽生えて、気づけば7年続いています。
道具の変遷はこんな感じ:
- 手動ミル(登山用)→ 思いのほか、力がいる・・・挫折。
- 全自動コーヒーメーカー(豆も挽けるやつ)→ 大きすぎ・エグ味も入ってしまう
- 今のoceanrich → 「これだ」と7年継続中
手動ミルが続かなかった理由はシンプルで、力がいるんです。股に挟んで挽く感じ…理想と違う笑
全自動コーヒーメーカーも一時期使っていましたが、本体が大きくてキッチンを占領するし、掃除も手間。後から知ったのですが「エグ味も一緒に飲むことになっていた」…自分の理想とはちょっとズレていました。
そして安さで選んだカッター式の電動グラインダーにも失敗。挽き目がバラバラで、粗い粉と細かい粉が混在すると抽出がうまくいかず、もっといい方法ないのかな?と思っていた時期です。
そこから少しずつ道具を見直して、今のスタイルに落ち着きました。
行き着いた電動グラインダー「oceanrich」レビュー

今使っているのは oceanrich(オーシャンリッチ)の電動コーヒーグラインダーです。
見た目とサイズ感
ブラック×ゴールドのデザインがシンプルでかっこいい。キッチンに出しっぱなしでも浮かない。

コンパクトさが本当に使いやすい
500mlのペットボトルと比べるとこんな感じ。場所を取らないので、キッチンの棚に入れてもすっと収まります。取り出しやすいから毎日使える。これ、地味に大事なポイントです。
「使いやすいから続く、続くから習慣になる」——この流れがコンパクトさから来ていると実感しています。
臼式グラインダーの強み
実はコーヒーグラインダーには大きく2種類あります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| カッター式(プロペラ式) | 速いが挽き目がバラバラになりやすい |
| 臼式(バー式・コニカル式) | 時間はかかるが均一に挽ける |
oceanrichは臼式。豆を挟んで均等に砕くので、粒の大きさが揃います。挽き目が均一だと、お湯が粉全体に均等に通るので抽出が安定する。これが「美味しさの土台」になっています。
以前使っていたカッター式は速かったけど、仕上がりの粉がバラバラで抽出もバラバラ。臼式に変えた時の味の違いは体感できました。
5段階ダイヤルが超便利

本体のゴールドのリング部分が挽き目調整ダイヤルで、5段階に切り替えられます。
- 細挽き → エスプレッソ向き・濃いめ
- 中挽き → ペーパードリップ向き(普段はここ)
- 粗挽き → フレンチプレス向き・あっさりめ
ダイヤルをカチッと回すだけなので直感的。豆や気分によって変えられるのが地味に楽しい。
シンプルなデザインと操作
操作はシンプルで使いやすい。
操作は充電ポートと電源ボタンのみ。
シンプルさが長続きの秘訣だと思っています。
複雑な機能がないほど、毎日使える。
豆の投入口

上部のホッパーに豆を入れてスイッチを押すだけ。
ボタン一押しで挽き始め、自動で止まります。
実際に使って感じたこと
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 挽き目の均一さ | ★★★★☆ ほぼ均一です! |
| 操作のシンプルさ | ★★★★★ 直感的! |
| 掃除のしやすさ | ★★★★☆ 掃除するなら簡単です! |
| デザイン | ★★★★★ 見ての通り! |
| コスパ | ★★★★☆ 7年使っても全く衰えてないです。 |
良かった点
- ボタン一つで完結。朝でもストレスなく使える
- 臼式なので挽き目が均一。カッター式とは雲泥の差
- 5段階ダイヤルで挽き目を簡単に変えられる
- 粉受けがガラスコンテナだから静電気が起きにくく、粉がくっつかない
- コンパクトで収納しやすい
- コスパ最高(価格帯の割に性能が高い)
正直な欠点3つ
使い続けてきたからこそ言える、デメリットもちゃんと書いておきます。
① 充電がUSB Type-B(台形の口)
今やスマホもイヤホンもType-Cが主流なのに、このモデルだけ専用ケーブルが必要。
抜き差しに向きもあって不便。。。
正直ここが一番「なんでやねん。。。」と思っている残念ポイントです。

② 充電しながら使えない
バッテリー切れのときに充電しながら挽こうとしても、それはできません。
使う前に充電が終わっていることを確認する必要があります。
うっかり切れていると数分待って騙し騙し使うことに、、、(経験済み)。
③ 動作音がそこそこ大きい
早朝や子どもが寝ている時間に使うには、正直ちょっと気を遣うレベル。
臼式全般に言えることではありますが、オーシャンリッチのパワフルさ=動作音大でしょうか」。
後継機G3(2025年モデル)では改善されているかも
Type-C充電に対応済み、ステンレス刃で挽くスピードも大幅アップ(1杯約34秒)、音も静かになったとのレビューあり。
私が使っているモデルの欠点がほぼ解消されています。
現役で使えているのでまだ買い替えていませんが、次に買うなら…
- 見た目重視ならG2C:スリムでスタイリッシュ
- 機能重視ならG3:ステンレス刃・高速・静音
どちらもコスパ良好。長く使うものだからケチらなくていいと思っています。
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美味しく淹れる3つのコツ
道具が揃ったら、次は淹れ方です。
7年で気づいた「これだけやれば変わる」という3つのポイントをまとめます。
コツ① 蒸らしは「ガス抜き」

ドリップの最初に少量のお湯をかけると、コーヒーの粉がモコモコと膨らんでくることがあります。これが「蒸らし」です。
この泡の正体は炭酸ガス(CO₂)。焙煎時に豆の中に閉じ込められたガスで、お湯をかけると一気に放出されます。
なぜ蒸らすのか?
ガスが残ったままお湯を注いでも、ガスが邪魔をしてお湯がコーヒーの粉にうまく浸透しません。先にガスを抜いておくことで、お湯の通り道ができて、コーヒーの成分がしっかり抽出できるようになります。
「泡が出ない=豆が古い」は半分ホント
よく言われる「泡が出ない豆は鮮度が落ちている」という話は、中〜深煎りの豆であれば概ね正しいです。
ただし、浅煎りの豆は新鮮でも元々CO₂が少なく、あまり膨らみません。なので「膨らまない=ダメな豆」とは一概に言えない。豆の焙煎度合いによって変わります。
✅ 中〜深煎りを買うなら:蒸らしのときにふっくら膨らむかどうかで鮮度の目安になる ✅ 浅煎りを買うなら:膨らみは少なくても問題なし
蒸らし時間は20〜30秒が基本。好みに合わせて調整を。
時計を見るのが面倒なら、見た目で判断する方法もあります。お湯を入れた直後はコーヒー粉の表面がキラキラと光っています。それがしっとりと落ち着いたタイミングが蒸らし完了のサイン。秒数より直感的でわかりやすいかもしれません。
コツ② 白い泡を落とさないようにお湯を注ぎ続ける
ドリップ中、白い泡が表面に浮かんでくるのを見たことがあるはず。あれは最初から出てくるもので、アクのような余計な成分です。あの泡がコーヒーの中に落ちると、雑味や苦味の原因になります。
コツは白い泡を下に落とさないようにお湯を注ぎ続けること。泡を浮かせたまま、お湯でそっと上から押さえ込むようなイメージです。ドリッパーの中のお湯が少なくなりすぎると泡が落ちやすくなるので、湯量を切らさないように注意。
慣れると「泡をコントロールしている感」があって、ドリップが楽しくなってきます。
コツ③ お湯の温度は70〜80度台がおすすめ
沸騰したてのお湯(100度)をそのまま使うのは避けたほうがいいです。高すぎると雑味や苦味が出やすくなります。
70〜80度台が美味しく抽出できる温度帯と言われています。沸騰後に少し待つか、別の容器に移して粗熱を取るだけでOK。温度計がなくても、沸かした後に30秒〜1分ほど待てば大体その温度帯になります。
コツ③ 豆は買ったら早めに使い切る
CO₂は時間とともに自然に抜けていきます。開封後の豆は酸化も進みます。
豆の劣化を早める4つの敵:湿気・酸素・光・熱
特に日本の夏は高温多湿で、豆にとって過酷な環境。購入後は早めに使い切ることが、一番簡単な「美味しさを保つ方法」です。
目安は開封後2〜3週間以内。
豆の保存方法:ガラス瓶がベストだった

豆の保存にはずっとガラス瓶を使っています。
写真のような密閉できる瓶で、光を遮れる棚の中に保管。
最初はジッパーつきの袋を使っていたのですが、
ガラス瓶にしてから、密閉性と管理のしやすさは明らかに上です。
それと正直に言うと、見た目が好きというのも大きい。
豆の入ったガラス瓶がキッチンに並んでいると、それだけでちょっとテンションが上がります。
道具を気に入ることが、習慣を続ける力になっていると思っています。
保存のポイントまとめ
- 密閉できる容器に入れる
- 直射日光・高温多湿を避ける
- なるべく早く使い切る(開封後2〜3週間が目安)
- 透明な容器の場合は光が当たらない場所に保管
容器がない場合はジッパー袋+冷凍保存もあり
ガラス瓶がベストですが、まずはジッパー袋でも十分です。
空気をしっかり抜いて冷凍保存すると、劣化を遅らせることができます。
使う分だけ取り出して、室温に戻してから挽くのがポイント。
冷凍のまま挽くと結露で湿気が入りやすくなるので注意。
おまけ:使い終わったコーヒー粉は捨てないで

ドリップし終わったコーヒーの粉、そのまま捨ててませんか?
実は我が家では、使い終わった粉を小さな瓶に入れてトイレの棚の上に置いています。
コーヒーには消臭・脱臭効果があると言われていて、天然の芳香剤がわりに使えます。
「もったいない」という感覚から始めたのですが、気づけばこれも7年続いているルーティンになっています。
置いておくとコーヒーの香りがふわっと立ってくるのが本当に気持ちいい。
市販の芳香剤とは違う、自然な香りです。トイレに入るたびにちょっとリッチな気分になれます。
使い方のコツ
- 使用後の粉はよく乾かしてから瓶へ(湿ったままだとカビる)
- 週1〜2回で粉を交換するのが目安
- 効果が薄れてきたら、そのまま土に混ぜて肥料にも使える
- 瓶は鮭フレークやジャムの空き瓶でOK。わざわざ買わなくても手元にあるもので十分です
豆から淹れると、最後の一滴まで活かせるのがいいところです。
まとめ:続けることが一番のコツ
豆から淹れるコーヒーを7年続けて思うのは、「正解よりも続けやすさ」を大切にしてよかったということです。
手動ミルが続かなかった理由は、「美味しさへのこだわり」より「朝の面倒くさい」が勝ったから。
それが電動グラインダーに変えたことで、習慣として定着しました。
毎日ちょっと美味しいコーヒーが手軽に飲めます!
各々のスタイルで楽しいコーヒーライフを!
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