【家を買う前の大事なポイント8つ】マンション?一軒家?保険?ローン?それ以外にも大事のことはある!

やりくり

30代になりマイホームを買おうかなぁと

ぼんやりと思い色々調べて購入に至りました。

しかし、よく分からないことだらけ…

教えてくれる人も中々いないですし…

自分が買う時に気付いたポイントが少しでも参考になれば幸いです。

記事が、よく迷うポイントへのヒントになると嬉しいです!

こういったところを見ていくといいかなと思うことを

おおまかに記していきます。

買わないということも含めて、どんな選択も「正解」であると思うので

一つの考え方として参考にしていっていただければと思います。

なにごとも相場観(≒そんなもんか)を身につけるのは大切です。

ちなみに、私は中古のマンションを買いました。

ハザードマップを必ず確認(最重要)

一軒家でもマンションでも新築でも中古でも

家を買う検討の際に最優先で確認した方がいいもの

それがハザードマップだと思います。

長~く住むなら安全なところがいいですね

近年、日本で自然災害が多いのはニュースや体感としてあるかと思います。

台風・洪水・強風・土砂崩れなどで建物が被害を受けていますよね。

せっかく買ったマイホームや家族の安否が災害のたびに心配になるのは避けたいですね。

実際に自然災害による補償金支払いが多くなっているので

保険会社側が保険金の値上げを連発しています。

2022年に火災保険は値上げする?背景や保険金支払い状況と2022年の値上げについて解説
2021年1月に主な損害保険会社の火災保険料が値上げされました。値上げに至った背景には2011年の東日本大震災以降、度重なる自然災害による甚大な被害があります。巨額な損害保険金の拠出により値上げを続けてきた経緯があります ...

ハザードマップとは?

災害被害を想定した地図です。

各自治体が作成していると思います。

国道交通省が運営するサイトが

見やすいのでオススメです!

ハザードマップポータルサイト
国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」です。身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができます。

持ち家-賃貸物件の比較

持ち家賃貸
メリット造りが比較的しっかりしている
寒い・暑いが軽減
更新費がない
内装をいじれる
引っ越ししやすい
税金がかからない
管理・修繕費は基本は大家さん
デメリット引越ししずらい
税金がかかる
管理・修繕費を積み立てる
造りが簡易的なもの多い
寒い・暑いが辛い
更新費がある
内装をいじりにくい
経験から思いつくものなのでもっとあるかも

今までの一人暮らしの経験から

賃貸物件と持ち家だと断熱性・気密性に違いを一番感じました。

さすがに持ち家の方が寒くない・暑くないと感じます。

賃貸VS購入、お得なのはどっち?メリット・デメリットを徹底比較!

一軒家-マンションの比較

一軒家マンション
メリット土地は資産
生活音を気にしないで良い
庭や駐車場がある
自由度が高い
管理人がいる
防犯面で安心感もちやすい
業者が建物をメンテナンスする
ワンフロアで上下階の移動がない
共有設備がある(ゲストルームなど)
ゴミをいつでも出しておけることが多い
デメリット管理人がいない
防犯面で安心感が少し低い
自分で建物をメンテナンスする
家の中で上の階への移動がある
ゴミは早朝に出さないといけないことがある
上下階の生活音を気にしがち
管理組合(住人同士)の役割がある
良くも悪くも住人同士の目がある
庭や駐車場は費用が掛かる
一軒家に住んだことがないので、そちらは参考程度に・・・

ポジショントークになりますが、中古マンションを買った私としては

マンションの「ワンフロア」「ゴミをいつでも出しておける」な点は便利だなと感じています。

家の中で上下の移動がない・掃除が比較的楽だなと感じています。

流行りのロボット掃除機もワンフロアだと1台があちこち動き回ってくれます。

ゴミを出したいタイミングで出しておけるのは地味に高ポイント。

〇曜日に□□ゴミ出すの忘れないようにしなきゃ、と思い続けなくていいです。

一方、一軒家は自分たちだけの物という面が強いので

お庭でバーベキューなど自由度が高いのはとても良いですね!

どっちがいいの?

新築-中古の比較

新築中古
メリット誰も住んでいないのできれい
新耐震基準をクリアしている
価格が割安
デメリット新築価格で価格が割高前に住んでいた人の住み方できれいさが左右される
新耐震基準がクリアされているか?
きれいさか価格面かが大きなポイント⁉

下の表を見ると、25年たつと新築マンション価格が底を打つということが分かるかと思います。

逆に「25年間は価格は下がる」と考えて検討するといいかと思います。

マンションは15年、一軒家は20年たつと価格が下がりずらくなると言われています。

ちまたで新築価格といって「新築一軒家・マンションは買った瞬間に10~20%OFF」と言われています

出展:公益財団法人東日本不動産流通機構 築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)「中古マンションは築25年以下で需要の高さ示す」より

資産価値を考えておく

一軒家・マンションは新築だろうが中古だろうが

「90%、借金を背負うようなもの」という言葉があります。

都心の一等地は価値が上がり借金にならない状況があるそうです。

買った物の価値が下がるのは、家の場合の同じです。

新品・中古の洋服が買った時より、安く売ることになるのはイメージつきますよね。

バイヤーズエージェント リニュアル仲介
リニュアル仲介は安心して住宅を購入していただくために、徹底的に買主様に寄り添う、まったく新しいバイヤーズエージェント総合サービスです。これまでの「消費する」住宅購入ではなく、「資産になる」住宅購入をご提案いたします。新築・中古を問わず住宅購...

新耐震基準をクリアしているかのチェック

中古住宅を検討する際は

新耐震基準(1981年6月)以降の建物か念頭に入れるといいです。

2021年現在だと築40年までさかのぼるのはOKですね!

マンションの耐震基準、旧耐震は危険?新耐震なら安全なの?

住宅ローンは、リスクを誰が背負うかで選ぶ

固定金利、変動金利どっちがいいの?

固定金利は、金利がずっと変わらない=返済費用の変化なし

変動金利は、景気によって金利が変わる。

変動金利は、1996年ごろから固定金利より安い水準で推移しています。

出典 住宅金融支援機構 https://www.flat35.com/loan/atoz/06.html

色々な見解はあるのと、未来の金利が上がるか下がるかは誰にも分かりません。

そこで、この選択ポイントは「誰が金利の変動のリスクを背負うか」だと思います。

固定金利は、お金を貸す側(銀行)がリスクを負う

変動金利は、お金を借りる側がリスクを負う

変動金利の方が断然有利ですが、いつか金利が上がるかもしれないという時に

どうリスクを負うのかで考えると決断しやすいかと思います。

以下サイトも参考にしてみるといいと思います。

今更聞けない、住宅ローンの基礎知識 | 株式会社アールデザイン
■住宅ローンには「超長期」「長期」「短期」がある。前回は「住宅ローン金利」は住宅購入においてメチャクチャ重要なポイントであるという話を書きました。そこで、今回は住宅ローンの基礎知識を少しだけ書いてみたいと思います。
お金のプロ(金融機関)は今後の金利についてどう考えているのか? | 株式会社アールデザイン
フラット35を提供している住宅金融支援機構では「民間住宅ローン利用者の実態調査」という色々な金融機関にて住宅ローンを組んだ一般の人々へのアンケート調査を行っています。
住宅ローンは変動金利と固定金利どちらを選ぶべき?

住宅ローンの繰り上げ返済はしなくていい

理由は「低金利だから」です。

繰り上げ返済したところで、金利が低いので返済に回しても効果が薄いからです。

繰り上げ返済を無理にして、日ごろの家計を圧迫するようならしなくていいと考えます。

ただ、繰り上げ返済するなら早い段階でするのが有利ではあります。

住宅ローンは借金です。家を買わないという選択も勿論いいと思います。

ボーナス払いは不要

毎月の支払いを抑えて、ボーナス入った時にがっつり返す方法。

「支払総額が毎月返済の方が少なくて済むので、ボーナス払いは不要」です。

毎月支払う額を抑えたい方は検討するといいかもしれません。

頭金は少なくていい

無理のない程度、なんなら頭金0円でもいい。

そう思います。

手元にお金がないと、いざという時に使えないからです。

頭金をできるだけ多く入れた方が

住宅ローンとして借金する額が減るので良く

返済総額も減るので良いのですが

無理はしないというのを優先した方がいいと考えます。

まとまった金額を支払いに使えるとなった時にすればいいと思います。

頭金とは | 住宅ローン用語集 | ARUHI 住宅ローン | SBIアルヒ株式会社
住宅購入時の「頭金」とは、住宅価格のうち住宅ローンではなく、現金で支払う部分です。

火災保険は必要、地震保険は不要

地震保険は「掛け金のわりに被災した際の保障が薄い&災害認定が狭いので不要」です。

「お金かけるだけのリターンが少ないので入らなくてOK」と考えます。

理由は、地震保険だけでは生活の立て直しはできないからです。

東日本大震災で全壊被害に遭った住宅の新築費用は、平均して約2,500万円で、それに対して公的支援として受給できるのは、善意による義援金をあわせても約400万円にとどまりました。

出典:内閣府 防災情報のページ 住宅・生活再建にはこんなにお金がかかる http://www.bousai.go.jp/kyoiku/hokenkyousai/hiyou.html

地震保険で補償される金額は「建物5000万円・家財1000万円」が限度です。

それじゃ、地震保険に入ったほうがいいのでは?

となりますが、そうとも言い切れないのです。

地震保険は火災保険に入るつけられるので、単体では入れないものです。

被災レベルは「全損>大半損>小半損>一部損」の4段階に分けられていて

東日本大震災の大災害で「全損扱いになったのはたったの約5%」です。

東日本大震災における建物・家財の全損の支払い件数が

全損が4万2,222件の4.9%

半損が20万6,333件の24.2%

一部損が60万4,643件の70.9%

(出典:【平成24年度日本保険学会大会】シンポジウム「巨大災害・巨大リスクと保険」 地震保険制度の諸課題 黒木松男氏 p.74)

2021年時点では保険料も値上げ傾向、支払いも限定的なので

地震保険に入るよりは、日ごろから貯金して備えておく方がベターだと言えます。

いる?いらない?後悔しない為の地震保険の知識 | TOKYO @ 14区
2011年3月11日に発生した東日本巨大地震に伴う保険金支払い額は、一般社団法人 日本損害保険協会によると、2020年3月31日現在の東日本大震災に係る地震保険の支払件数および金額等は、全国で82万1205件、1兆2861億52百万円に達し...

そのほか

ちょっと一息。たくさん考えることあって大変・・・

住宅ローン控除

 10年間で400万円控除(戻ってくる)ので活用したいものです。

住宅ローン控除の申請方法は?必要書類と入手先、書き方を解説

住宅ローンの支払方法で元利均等?元金均等?

住宅ローン返済時に

金利の元となるお金から多く返す(元金均等支払い)

利息から多く返すか(元利均等支払い)

の違いです。

日ごろの家計に余裕があれば元金均等返済

日ごろの家計を優先するなら元利均等返済

そもそも一括支払いでローン組まない

現実的には一括支払い以外になることが多いですかね。

ホームインスペクション(住宅診断)

新築でも中古でも、建物の構造がしっかりしているかどうか

診断してくれるものだそうです。

私は知らなかったので活用していませんが

プロの目で見てもらうというのは安心感・後悔しない買い物ができるので

活用を検討してもいいと思います。

もう家を買う予定はないですが、もし買う時には使ってみようと思います。

住宅診断(ホームインスペクション)とは - 日本ホームインスペクターズ協会
住宅診断(ホームインスペクション)って何をすること?どんな時に頼むの?住宅診断とはどういうものなのかご説明します。 住宅診断 (ホームインスペクション) とは どんな時に利用するの? 診断項目・報告書 住宅診断 (ホームインスペクション) ...

まとめ

家を買った経験から

始めの頃に知っておいた方が

役立つかなと思うことを書いてみました。

誰も教えてくれないんですよね…

ちょっとずつ、ちょっとずつ

正直、まだ「???」という方がいると思いますが

色々な雑誌や動画を見て知識を深めていく時の参考になれば嬉しいです。

人生の中でも高い買い物になるのでじっくり考えて進めてもらえればと思います。

学んだことがあれば加筆・修正していきます!

では、また🦒

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